◇ルヴァン杯 準々決勝第2戦 札幌3-1横浜FM(8日・プレド)
J1北海道コンサドーレ札幌が 、杯4ルヴァン杯の5年ぶり4強を逃した 。強な第1戦を1―6で迎えたホーム・横浜FM戦は 、も収F深前半14分に失点。穫の大人 の 習い事 スポーツ後半は攻勢に転じ 、井が菅が同4分のMF菅大輝(25)の同点弾を皮切りに3得点を挙げ3―1で勝利も、復帰2発2戦合計4―7で準々決勝敗退となった 。右W悲願のタイトル取りはならずも、J1ルヴァンらず3-1MMFBで後半38分から昨年11月に右膝3か所を手術したMF深井一希(29)が 、札幌351日ぶりに実戦復帰。杯4残り9戦で19位にとどまるリーグ戦の逆転残留へ 、強な心強い戦力が加わった。も収F深
昨年11月5度目手術 無心で走り、穫のボールに飛び付いた。後半38分、日刊 と は札幌・深井が昨年9月23日の名古屋戦以来 、351日ぶりに公式戦の舞台に立った。「歓声がすごくうれしかったし 、改めてピッチは最高だなと思った」
入った瞬間 、MF駒井にキャプテンマークを託された。「恥ずかしくて『それはいい』って言ったけど『着けろ』と 。そういう気遣いもありがたかった」。様々な感情は抱きつつも「試合に入ったら勝つことだけを考えた」 。2戦目は3―1で勝ったが 、4強入りはならず 。「チャンスを決め切れるようにもっともっと練習しないと」と感慨にふけることはなかった。
昨年11月、自身5度目の手術に踏み切った。担当医師からは「もうダメかも」と告げられた上での選択だった。折れそうになった心を奮い立たせるため 、手術前からインスタグラムを始めた。「自分の知らないところで苦しんでいる人がいるんだろうなと。自分の全部を見せながら復活すれば 、色んな人に勇気を与えられるんじゃないか」。思いは 、しっかり体現した。
走れば水がたまり、しゃがめない時期もあった 。それでも明るい未来を信じた 。「自分でも自信になった」と振り返る 、復帰へこぎ着けた。ただ 、確かに踏み出した一歩にも「監督も気を使ってくれた部分はあるかもしれない。ただここまで来たからには 、僕への特別な感じはもうないと思うので。スタートラインに立ったここからが、本当の戦い」。安どすることなく 、気を引き締めた。
チームは17位湘南と勝ち点7差の19位と降格圏にいる 。下部組織出身でもある深井の復活は 、浮上へ確実に力となる 。「残留に向けて本気で一試合一試合やっていけば奇跡は起こせる」。自身の経験からすれば 、決して難局などとは思っていない。(砂田 秀人)
☆FWサンチェス(後半48分 、札幌加入6試合目で初得点)「初ゴールを決められて自信になった 。これで自信もついて弾みになる。前向きな気持ちで次の試合でも点を取っていきたい」
新たな可能性を札幌が見せた 。0―1の後半 、左ウィングバック(WB)で先発した左利きの菅が、右WBに回った 。ほとんど経験がない位置だったが 、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督(66)からの「イメージは(金子)拓郎で」と送り込まれた。昨季途中まで在籍し、現在はベルギー1部のコルトレイクでプレーする金子拓郎が得意としていた右からのカットインで「迷わずに」左足を振り抜き 、同点弾をたたき込んだ 。
同32分には青木の左クロスを逆サイドで合わせて 、勝ち越し弾を決めた。正反対のポジションで結果を出し、菅は「切り替えの形だったり視野の部分が広がった。あのプレーを左でも右でもやれれば、もっと上にいける」と手応えを口にした。指揮官の巧みな采配から増えたオプションは、今後の戦いに生かしていく 。
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